初めまして!
よろしくお願いします。
電磁波測定士の「じょにー」と申します。
Instagramも細々とやっております。質問はお気軽にDMでどうぞー!
さて、早速ですがこの記事では電磁波対策について徹底解説したいと思います。
長くはなりますが、要所を抑えてお話しするのでぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
なお、下記目次より読みたい箇所へ飛べるので、ご活用くださいね。
まずはこれだけ理解して!対策する電磁波とは?
私たちが対策を考えている電磁波は主に3つあります。
電磁波対策をするうえで必須の知識になるので、ぜひ確認をお願いします。
低周波の電場(電界)
低周波とは、家電製品や屋内配線などから発生する電磁波です。家電製品で言えば、家電製品のコンセントをコンセント穴に挿しただけ(家電のスイッチがオフの状態でも)で、電場が発生します。
特徴として、あらゆるものの表面を伝わっていくので、コンセントに挿しただけの家電でもその周囲に電場は伝搬(伝わって)していきます。
電場は触れている間、体表面に帯電し、皮膚刺激や自律神経系への影響が考えられ、アトピーの悪化や不眠・不調などの影響があると考えられています。
対策としては、アース(電場を逃がす)事です。具体的には、家電についてはアースを取る、屋内配線に対しては電磁波対策製品を用います。対策方法については後述するので参考にしてくださいね。
低周波の磁場(磁界)
低周波の磁場は、コンセントをコンセント穴に挿しただけで発生する電場に対して、家電のスイッチをONにすると発生します。つまり、家電をコンセントに挿す(電場)、家電をコンセントに挿し電源をONにする(電場+磁場)となります。
特徴としては、磁力のように放射状に伝わっていき、身体などあらゆるものを貫通する特徴があります。そのため、強い磁場に当たり続けるとDNA損傷(発がん性)などが指摘されています。
対策としては「発生源から距離を取る」以外に方法はありません。電子レンジや食洗器など、稼働中の家電からは距離を取るようにしましょう。
高周波
いわゆる、携帯の電波・Wi-Fi・電子レンジの内部・Bluetoothなどがこれにあたります。
海外で積極的に議論されているのはこの高周波になります。外からの高周波は対策の必要性が低いと考えていますが、家の中で発生する高周波については対策が必要と考えています。
特にWi-Fiなどの高周波は屋内で乱反射し、長時間の暴露は一定のリスクがあるでしょう。具体的な対策方法は後述するのでぜひ参考にしてください。
私がおすすめする電磁波対策は3つ!
電磁波の問題は多岐に渡りますが、まずは身近なところでの対策が必要と考えます。
2階の寝室の対策をしよう!
・寝室が2階の場合は、プラグインアースとアースリネンを用いて電場を低減し、快適な睡眠環境を手に入れる
特に寝室が2階にある方!木造2階建ての2階は電場が高くなりやすいです。この場合は家電などの問題ではなく、1階天井と2階床下に通る屋内配線に原因があります。
屋内配線からは常に電場が発生しており、2階床下配線との距離が近いため2階床面は電場の数値が高くなりやすいです。
そのため、2階は電場対策をしないと高い電場に帯電し続ける状態になります。
ベッドであれ、布団であれ対策方法は簡単です。私たちが販売しているプラグインアースとアースリネンシーツを活用すれば対策ができます。
プラグインアースは電場を限りなく低減させるアイテムです。そのプラグインアースをアースリネンシーツに接続する事で、アースリネンシーツの範囲内は電場が低減できるため、快適な睡眠環境が手に入ります。
リビングの対策をしよう!
・壁にはもたれかからない(壁内配線が通っているため電場が高い)
・家具(ダイニングテーブルなど)を壁付けして設置しない
・Wi-Fiルーターはリビングから離れた場所に設置し、不必要時は電源を切る
リビングが1階の場合は、床下配線の影響はほとんどないと言えます(家屋にもよる)。
むしろ、壁内配線(壁に通っている電気配線)の電場が問題になることが多く、容易に壁にはもたれかからない様にしましょう。特にコンセント穴がある壁の周囲は電場が高い場合がほとんど。
また、電場はあらゆるものの表面を伝わる性質があるため、壁にダイニングテーブルなどを付けてしまうとそこから電場が身体に伝搬してしまいます。できるだけ、家具などの設置は壁から数センチ離して家具を設置するといいです。
あとは、Wi-Fiルーターがリビングにある場合は、設置場所変更の検討をしましょう。
外部からの高周波に関しては家の中にほとんど入ってこないといえます。一方で家の中で発生させてしまった高周波は反射して伝わるため身体への影響も懸念の声があります。設置場所をリビングから遠いところにする、不必要時には電源を切るなどの対応を取りましょう。
アース家電はアースを取ろう!
・アースが取れる家電は積極的にアースを取る習慣を付ける(特に電子レンジ、冷蔵庫)
・パソコンをよく使う方は、プラグインアースを活用して電場対策を行う
日本はアースコンセントが少ないですが、電子レンジ・洗濯機などアースコンセントがある箇所があります。これらの場所はできるだけアースを接続して使うようにしましょう。
冷蔵庫は漏電防止対策がされており、アース線が付属していないものがあります。アース線がないものでもアース線を購入して接続できる機種があるので、取扱説明書をよく読んでみてください。
基本的には身体に近い場所で使用しなくてもいいものなので、気にしすぎもよくないですが、電磁波的にも漏電防止のためにもアースがある家電は積極的にアースを取る習慣を付けるといいです。
パソコンをよく使う方は、プラグインアースを活用して電場を低減するようにしてください。パソコンを長時間使うと電場が身体に帯電し、さまざまな影響が出てしまう懸念があります。プラグインアースさえあれば、解決できるのでぜひ導入の検討をしてみてくださいね。
電磁波とは?その基本的なメカニズムを理解しよう
ここでは、電磁波とは何か。
その定義と種類について簡単に解説します。
電磁波の定義
電磁波とは、電場と磁場のエネルギーが交互に変動しながら伝わる波です。
私たちが普段使っている電化製品やデバイスからも電磁波が放射されていますが、実は太陽光や雷、さらには地球自体も電磁波を放出しています。
この電磁波は、エネルギーの形で空間を伝播し、私たちの生活に深く関わっているのです。
電磁波=悪いものではありません
電磁波の種類
電磁波はその波長と周波数によってさまざまな種類に分類されます。
ラジオ波やマイクロ波、赤外線、可視光線(光)、X線、そしてガンマ線などが代表的なものです。これらは「電磁波スペクトル」と呼ばれ、周波数が高いほどエネルギーが強くなります。
例えば、X線やガンマ線は高いエネルギーを持ち、私たちの体に影響を及ぼす可能性がある一方で、ラジオ波やマイクロ波は比較的低いエネルギーです。
私たちの生活においては、家電や屋内配線から発生する低周波やスマホ、Wi-Fiなど通信機器の高周波が密接した電磁波になります。
電磁波があるからこそなりたっている世の中とも言えます
電磁波は本当に危険?人体への影響を科学的に検証
生活に密接した存在の電磁波。
そこで気になるのは電磁波が実際に危険なのか、また人体への影響があるのかどうかです。
ここでは、電磁波の健康リスクに関する議論やWHOの見解などをご紹介します。
健康リスクに関する議論
電磁波が人体にどのような影響を及ぼすかについては、これまで数多くの研究が行われてきました。
高周波(特にX線やガンマ線)はDNAに損傷を与え、がんなどの深刻な健康問題を引き起こす可能性があるとされています。
これに対し、スマートフォンやWi-Fiから発生する高周波は、それほど強力ではないため、健康リスクは少ないとされています。
スマホなどの高周波に関しては、日常的に飛び交っているものであり、過度に心配するのは精神衛生上よくないとは思います。一方で、高周波が健康に影響するかどうかの研究は海外で盛んで、5G問題など軽視できないものです。
低周波は電場と磁場の2つの性質からなる電磁波ですが、電場は交感神経を興奮させたり、皮膚表面を伝わるので皮膚刺激を誘発させたりする性質があります。
磁場は深部まで貫通するため、DNA損傷などのリスクがあるとされています。
詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
研究結果と国際機関の見解
世界保健機関(WHO)や各国の健康機関は、現段階で日常的な電磁波曝露が深刻な健康リスクを引き起こすという明確な証拠はないとしています。
つまり、無線通信機器からの放射は、WHOの基準内であれば健康への悪影響はないとされています。ただし、長期間にわたる高レベルの曝露については、引き続き研究が必要とされており、十分に考慮すべき点です。
特に幼児や妊婦、長時間高出力のデバイスを使用する場合は、電磁波の影響を考慮した方が良いとも言われています。予防的に適切な対策を講じることは無駄ではありません。
また、WHOの専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、2011年に無線周波数電磁波を「グループ2B:ヒトに対して発がん性の可能性がある」と分類しました。これに関しては引き続き研究が進められているところです。
低周波(家電や屋内配線の電磁波)に関する研究はあまり多くなく、今後、研究が進められる事を願いたいと思います。
日常生活での電磁波源は?私たちを取り巻く機器のリスク
では、日常生活における電磁波の発生源について詳しく考えてみましょう。
何気なく生活しているようで、実は電磁波に囲まれている事が理解できるはずです。
スマホ・Wi-Fiなどの電磁波(高周波)
現代社会では、電磁波を発するデバイスがあふれています。
例えば、スマートフォン、Wi-Fiルーター、電子レンジ、など、私たちの生活に欠かせない製品はすべて電磁波を発生させます。
これらのデバイスからの電磁波は、周波数や強度が異なり、それぞれ異なる影響を与える可能性があります。
電磁波の強度は、発生源からの距離が近いほど高くなります。つまり、スマートフォンを長時間体の近くに置いたり、Wi-Fiルーターのすぐ隣で作業をする場合は、より多くの電磁波に曝露されることになります。
逆に、距離を取ることで電磁波の強度を効果的に下げることができるため、できるだけ発生源とは適切な距離を保つことが大切です。
電化製品・屋内配線などの電磁波(低周波)
私たちの生活は電化製品で助けられているはずです。テレビや冷蔵庫、パソコンやプリンターなどあらゆるものは電気を用います。
これらの電気を用いる電化製品は、低周波(電場・磁場)を発生させるので、使用中に人体に帯電する事で影響があると考えられています。
家電のスイッチを入れていなくても、コンセントに挿すだけで発生する(電場)とスイッチをオンにして発生する(磁場)があり、それぞれ対策方法が異なる点は覚えておいてください。
また、2階床下・壁面などの屋内配線からはしばしば高い電場が測定されます。
そのため、2階床面の電場対策は特に力を入れてほしい箇所の一つです。
電磁波対策の基本:日常生活でできる簡単な方法
では、電磁波対策の基本について解説します。
簡単にできる対策から費用をかけて行う対策など、いくつかの方法をご提案したいと思うので、気になる方はぜひ参考にしてください。
①:スマホ・Wi-Fiの取り扱いに注意する(高周波対策、一部低周波対策)
スマホ・Wi-Fiルーターといった機器は、主に高周波が問題になる場合が多いです。
・通話時は耳に近付けすぎない(高周波暴露リスクを回避する目的)
・ポケットなど人体に近い部分に接触させない
・Bluetoothイヤホンは使わない(Bluetoothも高周波)
・Wi-Fiルーターは不必要時は電源をオフにして、高周波の発生を抑える
・Wi-Fiルーターの設置場所には注意する(リビング等は避ける)
・スマートフォンの充電は身体から離れた位置で行う(コンセントに繋ぐ事による低周波対策)
高周波対策をうたった製品がいくつかありますが、本当に効果があるのか疑いたくなる商品も多く、高周波に対しては過度に対策製品を揃えるのは得策とは思いません。
お問い合わせやInstagramのDMにてご相談、ご質問お待ちしております!
②:電子レンジの使用に注意を払う(高周波・低周波対策)
電子レンジも注意すべき家電のひとつです。
電子レンジは高周波を用いて温めるため、高周波暴露の懸念があります。一方で、高周波は外に漏れだしにくいように対策されているため、実際には低周波対策が重要です。
・電場対策にアースを必ず設置する
・電子レンジ稼動中は磁場が高くなるため、一定の距離を取る(数m程度で十分)
・高周波はさほど心配がいらない(心配な場合は部屋を離れるなどの距離を取る対策)
・不使用時はコンセントを抜いておく
極論ですが電子レンジがなくても十分に生活できますよ
③:家電への対策
家電の電磁波としては、主に低周波(電場・磁場)が問題となります。
低周波の数値は家電や設置環境によってさまざまですが、一般的には使用電力が大きいほど電磁波の数値も高いです。
家電への対策は以下のポイントを押さえてください。
・電場対策にアース付き家電はアースを必ず設置する(冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機など)
・身体に近く長く扱うものについては電磁波対策の必要性が高い(パソコン・電気あんか・電気カーペット)
・パソコンの対策にはプラグインアースを用いる
・電気あんか、電気カーペットは基本的には使用しない(電気カーペットは一部使用方法あり)
・テレビやエアコンなど身体から遠くにあるものはあまり気にしない
・ドライヤーは短時間使用と割り切って使う、または対策された製品を購入する
・家電をコンセントに挿す場合は極性を考える
低周波対策は押さえるポイントが多いので、詳しく知りたい方は下記の記事か、直接お問い合わせやInstagramのDMで聞いてくださいね
④:屋内配線への対策(低周波)
屋内には電気配線が多く張り巡らされています。
昔とすると電気使用量が多くなり、その分配線も増えているとされています。その配線から近い壁・床からはしばしば高い電場が計測される事が多いです。
具体的に考えうる対策は以下の通りです。
・コンセントの近くにもたれ掛からない(近付かない)
・2階床の電磁波(電場)については、プラグインアースやアースリネン、アースベース等を用いて対策する
特に、2階に寝室がある方はぜひともプラグインアースやアースリネンを用いて対策されてみてください。
睡眠環境改善や身体への負担が減る可能性が高いです。
私たちが力を上げて対策しているのはこの部分です
電磁波防止グッズは効果がある?対策グッズを紹介
さて、ネット上にはさまざまな電磁波対策グッズが販売されています。
それらの電磁波防止グッズに対策効果はあるのでしょうか。
ここでは、電磁波防止グッズの紹介とその効果について考察してみたいと思います。
①:プラグインアース
電場低減するならこれ!
インターネット販売していないため、ご存じがない方もいるかもしれません。
How to use “Plug-In Earth®” ? https://ecore-life.co.jp/plugin-earth/plugin-earth-ec2/
プラグインアース単体は、アース家電のアースを取るために使用したり、コンセントに繋いだパソコンの電場を低減するために用いるアイテムです。
充電しながらパソコンを使用する事が多い方は、プラグインアースを活用してくださいね。
詳しく解説した記事もあるので気になる方はぜひ。
私たち、電磁波測定士が販売を行っております。メーカーの意向により、価格は非公開で、お問い合わせ後の対応となります。ご質問などはこのサイトのお問い合わせやInstagramのDMからどうぞー!
②:アースリネン
アースリネンはプラグインアースと併用して使うアイテムです。
こちらも低周波の電場対策に使用します。
主に、2階が寝室の場合に重宝し、2階床は床下配線の影響から電場の数値が高くなることが多いです。そのための対策としてアースリネンを用います。
アースリネンは導電性繊維が織り込んであり、プラグインアースと繋いで使用する事で、アースリネンの範囲内の電場が限りなく低減され、電場の少ない快適な環境に変えてしまうアイテムなのです。
こちらの商品も基本的にはお問い合わせ後のご案内になります。
③:電磁波防止シール
スマホやコンセントに貼るだけで電磁波が防止できると考えられている魔法のシールが存在します。
これらの商品について、私はおすすめしていません。
理由としては、その効果が不明である事からです。
シールが電磁波を集めて有益な電磁波に変える
このような事が現実になるとは思えないからです。一方で、口コミ等を見てみると効果を感じた方もいるので、商品そのものを否定はしません。
あくまでも電磁波について考えているひとりとしての意見なのでご容赦ください。
④:電磁波防止ペンダント
電磁波防止するペンダント、ネックレスも近年よく販売されているのを目にします。
こちらもSNS等でインフルエンサーのタイアップ投稿されているのをよく見かけますが、効果があるのでしょうか。
私は積極的にはおすすめしていません。
シールと同じ理由で、ペンダントひとつで電磁波を吸収して有益な電磁波に変換するという点が信ぴょう性にかけると思っているからです。
とはいえ、デザイン・金属アレルギーへの配慮など商品そのものの作りこみは素晴らしいと思います。
また、特許を取っていたり、いかにも効果があるかのように思えるのはなぜでしょう。
電磁波について考えているものとして、あまりおすすめできない点はご容赦くださいね。
⑤:パワーピラミッド
ご利益ありそうなもの見付けた!
販売ページもよく作りこまれていますが…。
こういった商品が多く販売されているため、電磁波=怪しいと捉えられるのかもしれませんね。
結論
電磁波は私たちの生活に深く関わっている一方で、健康リスクも完全には無視できません。
しかし、適切な対策を取ることで、そのリスクを軽減することができます。日常生活での工夫や信頼できるグッズの利用を通じて、より安心して快適な生活を送りましょう。
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