電磁波測定器をお探しの方で、候補としてあがるのが「トリフィールドメーターTF2」だと思います。
トリフィールドメーターは世界的にもシェアが多い電磁波測定器で、誰でも簡単に操作ができるアイテムです。
電磁波が気になりだすと、実際にどれくらいの電磁波が発生しているのか気になる方も多いでしょう。
電磁波は低周波・高周波などに大別されますが、日常にありふれており、適切に理解して対策する必要があります。
電磁波測定を行うと、実際に対策が必要なのかどうかの判断が可能になります。
この記事では、世界的にもシェア率の高い電磁波測定器「トリフィールドメーター TF2」の紹介をするので、気になっていた方はぜひ参考にしてください。
トリフィールドメーターはSNS界隈でも有名ですね!
この記事の内容は以下の通りです。
トリフィールメーターTF2の口コミ・評判は?
では、トリフィールドメーターTF2はどのような口コミ・評判があるのでしょうか。
ここでは、トリフィールドメーターの口コミ・評判を紹介します。
口コミ①:使い方が難しくない
測定するには難しくはなく、使いやすいのが良いと思います。数値が正確で有るのかは分かりませんが、一応の目安になると考えます。火事を起こさないオール電化の安全な家に永く住んでいて、IH、電子レンジ、電気炊飯器などの家事に必要な家電に囲まれているキッチンが気になり測定数値を参考に生活しています。
Amazonレビューより
電磁波測定器は至ってシンプル。使い方は慣れれば特に難しい事はありません。
口コミ②:測定値がすぐ表示されるのがいい
安価な類似製品を使っていましたがエラーが出たのでこの商品を購入しました。
Amazonレビューより
この商品は、測定値がすぐ表示されるのがいいです。
安価な機器でとらえられなかった間欠の高出力電磁波も測定できました。
表示器のバックライト有無、音の有無はバッテリーケースの付近にSW切替できます。
測定MAX値は順次更新されるので長時間のMAX値は保持できません。
バッテリは付属で1個ついていますが普通に消耗していきます。角型9V電池なので別途用意が必要です。
測定値がすぐに見れて高周波が測れてこれ1台で大活躍しそうです。
口コミ③:測定器として使いやすい
Made in USAでしっかりしてます。モノクロSTN液晶表示でバックライトもついているので暗いところでも使えます。音が出るのでわかりやすいです。説明書は英語で、Human Safety Level とかも説明があるので、表示単位の基準が良くわかりました。
Amazonレビューより
使いやすさも嬉しいポイントですね!
トリフィールドメーターTF2の特徴は?
トリフィールドメーターTF2はどのような特徴を持っているのでしょうか。世界的に人気なのには理由があります。
ここでは、トリフィールドメーターTF2の特徴を紹介するので、気になっている方はぜひ参考にしてください。
主な特徴は以下の通りです。
特徴 | 説明 |
---|---|
多機能性 | トリフィールドメーターは1台で3種類の電磁波(磁場、電場、マイクロ波)を測定できる多機能な測定器です。これにより、様々な種類の電磁波を一つの機器で効率的に測定することが可能です。 |
高い信頼性 | 低価格でありながら、非常に信頼度が高い測定器として知られています。この信頼性の高さから、研究所、大学、病院、電気・電話・ガス会社など、幅広い分野で利用されています。 |
三軸センサーの採用 | トリフィールドメーターは三軸センサーを採用しています。これにより、より正確な数値測定が可能で、磁場の方向性に関わらず一定の数値を表示し、正確な磁場強度の計測が可能です。 |
広範な用途 | 産業用途として、情報機器の電磁試験、家電製品の管理、電源機器の点検、精密機器の生産ライン、実験研究、サービス業など幅広い分野で活躍しています。 |
コストパフォーマンス | トリフィールドメーターは、世界中で最も売れているコストパフォーマンスに優れた電磁波測定器の一つです。 |
使いやすさ | 計測したい箇所にダイヤルを合わせ、測定したい場所や発生源に近づけるだけで簡単に測定できます。 |
1台3役:電場・磁場・マイクロ波の3種類を計測可能
トリフィールドメーターは、電場・磁場・マイクロ波の3種類を計測可能な電磁波測定器です。
項目 | 測定範囲 |
---|---|
磁場測定 (ノーマルモード) | 0〜100 mG (ミリガウス) |
磁場測定 (高感度モード) | 0.2〜3 mG |
電場測定 | 0〜1000 V/m (ボルト/メートル) |
マイクロ波測定 | 0.01〜1 mW/cm² (ミリワット/平方センチメートル) |
測定可能周波数 (磁場・電場) | 40 Hz〜100 kHz |
測定可能周波数 (マイクロ波) | 50 MHz〜3 GHz |
1台あれば、自宅内の低周波(電場・磁場)、高周波(マイクロ波)が測れるので、大変重宝するアイテムです。
どういったものを測定するの?
基本的には電磁波を測定したい対象のものを測定する事ができます。
カテゴリ | 項目 |
---|---|
電化製品 | テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、扇風機、冷暖房器具、パソコン、モニター、電子ピアノ、IHヒーター、掃除機、洗濯機、ドライヤー |
自宅内の測定対象 | 壁面配線、床面配線、分電盤 |
高周波機器の測定対象 | スマートフォン、Wi-Fi、Bluetooth、スマートメーター |
乗り物 | 新幹線、ハイブリッドカー、電気自動車 |
電磁波対策の確認 | アースの効果判定 |
電場、磁場、高周波など測定できる範囲は広いです。
その他の特徴や機能
機能・仕様 | 説明 |
---|---|
バッテリーチェック機能 | ダイヤル表示に「Battery Test」の項目があり、バッテリーの状態を確認できます。 |
アナログ表示 | デジタルではなく、アナログ表示を採用しています。これにより、電磁波の変動を視覚的に捉えやすくなっています。 |
携帯性 | サイズ: 12.5×6.4×6.1 cm、重量: 約250g。これらの仕様により、持ち運びが容易で、様々な場所での測定に適しています。 |
長時間使用 | 9Vアルカリ電池1本で約30時間の連続使用が可能です。 |
新型モデルの機能 | 新型のトリフィールドメーターTF2では、標準モードと曝露モードの2つのモードで測定が可能となっており、より詳細な電磁波環境の把握ができます。 |
トリフィールドメーターは使いやすさを追求したモデルです。
トリフィールドメーターの使い方は?
基本的な使用方法
スイッチを回して、測定したい電磁波の種類を選択します。
- Magnetic: 磁界
- Electric: 電界
- Radio/Microwave: ラジオ/マイクロ波
- Standardモード: 40~100kHzの低周波電磁波を均一に測定します。
- Weightedモード: 人体に影響する電磁波曝露量を考慮して測定します。
基本的にはStandardモードでOK!
- 電池残量を確認し、メーターを準備。
- 測定対象にセンサー部分を向け、画面の数値(測定値やピーク値、バーグラフ)を読み取ります。
測定のコツ
- 測定の順序: 家庭での測定はまず電場(Standard ELECモード)から始め、次に磁場(Standard MAGモード)に切り替えると良いです。
- 測定する場所: 長時間過ごすリビングやベッド周りを優先して測定し、床や家具も確認しましょう。
- 注意が必要な家電: モーターを搭載する暖房家電や掃除機は、磁場が発生しやすいため、測定時に注意が必要です。
注意点
- RF測定でのポイント: スマートフォンやスマートメーターなどのデジタル機器のRF測定時は、表示された数値よりもピーク値が重要です。
- 測定結果の取り扱い: 測定値は目安であり、絶対的な数値とは異なります。結果を参考にしながら、必要な対策を講じることが大切です。
このように、トリフィールドメーターを使用することで、家庭や職場の電磁波環境を簡単に把握できます。
トリフィールドメーターの説明書はあるの?
トリフィールドメーターの説明書は以下のサイトで確認ができます。
また、製品にも付属しているので、心配は不要です。
使い方なども細かく書いてるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
電磁波を測定した結果の数値はどれくらいを基準で考えたらいいの?
日本電磁波協会では、電磁波の基準値として以下のように定めています。
・電場:25V/m(ボルトパーメーター)以下
・磁場:2.5mG(ミリガウス)以下
高周波に関しては一定した数値が測定しにくく、基準値としては定めていません。
まずは、家庭内の電磁波対策としては低周波(電場・磁場)の数値を目安に対策するようにしてください。
つまり、Magnetic: 磁界モードにおいては、2.5mG以下を。
Electric: 電界モードにおいては25V/m以下を測定の基準としてください。
トリフィールドメーターで測定した結果、対策する必要はある?
トリフィールドメーターは、格安の電磁波測定器と比べると制度は高いです。
一方で、電磁波測定士が使用するような電磁波測定器と比べると、アースを取らないため細かい部分での制度はやや落ちます。
とはいえ、一台で3役(電場・磁場・高周波)を測定できる機能があり、気軽に使えて持ち運びがしやすいため、電磁波の目安を知るためには重宝する製品です。
電磁波を測定した結果、数値が高かった場合にする対策は以下の記事を参考にしてください。
電磁波対策グッズを片っ端から購入するよりも、まずは現状で電磁波が問題になっているのか知るために、電磁波測定器の活用をおすすめします。
本格的な測定、対策方法のアドバイスを考えているのであれば、日本電磁波協会の電磁波測定をご依頼ください。
トリフィールドメーターが心霊調査(幽霊)に使えるってホント?
一度、トリフィールドメーターは幽霊調査に使えますか?と聞かれた事があります。
電磁波測定器なので、心霊調査に使用できるかはわかりません!
そもそも、用途としては電磁波測定器なのでその名の通り電磁波を測定する機械です。
普通に考えれば心霊調査に何の関係があるのか疑問に思う事でしょう。
しかし、次のような理由から、心霊調査で活用されることがあるようです。
- 電磁波の変動を測定する
トリフィールドメーターは、磁界や電界の変動を検知できるため、電磁波の強弱が変化する状況を確認できます。心霊調査の中には、不可解な電磁波の変動が「霊的な活動」の指標と見なされることがあります。 - 特定エリアの調査
古い建物や、特に怪異が報告されるエリアで電磁波の異常が見られた場合、それを心霊的なものとして解釈することがあります。ただし、これには環境の影響や家電製品による影響もあるため、慎重な解釈が求められます。 - ラジオ/マイクロ波も測定可能
トリフィールドメーターはラジオやマイクロ波も測定できるため、特定の周波数や場面での反応を確認する試みにも使われることがあります。
結論として、トリフィールドメーターは心霊調査に直接的に特化した機器ではありませんが、心霊現象の兆候を確認する補助的なツールとして使用されることがあるようです。
幽霊は電磁波を発しているという理論からきているのでしょうか…?
その手の道はわからないので答えようがありません 笑
まとめ:トリフィールドメーターは数値の目安を知るのに最適な機器
この記事では、トリフィールドメーターの口コミや使い方を紹介しました。
徹底した電磁波対策・調査をしたい場合は、電磁波測定士に依頼するのが一番です。
一方で、自分自身で目安を測定してみたいと考える方も多くいらっしゃいます。
安い機器でもいいのですが、せっかくならばある程度数値の安定性があるものを選ぶといいです。
電磁波の数値の目安を知るのに最適が機器がトリフィールドメーターになるので、気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。
なお、電磁波測定士による測定を依頼したい場合は、電磁波協会にお問い合わせください。
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