IHコンロ(調理器)の電磁波対策を紹介!ビルトインタイプは大丈夫?

家庭用IHコンロは調理に欠かせない便利な家電ですが、電磁波を心配する声もあります。

特に、家族の健康に配慮する方や、妊娠中の方などは、電磁波の影響について心配されることもあるでしょう。

オール電化の住宅が増えた今、家庭用のIHコンロが安全なのか知りたい方も多いはずです。

そこで、家庭用IHコンロの電磁波について、問題があるのか、対策の必要があるのかを解説します。

目次

IHコンロとは

IHコンロは、電磁調理器とも呼ばれ、調理に必要な熱を電磁波を使って発生させる調理器具です。

IHコンロには種類があり、卓上型・据置型・ビルトインタイプがあります。

その特徴として、調理に必要な熱を直接発生させるため、調理のスピードや火加減の調整がしやすく、さまざまな料理に対応できる点などが利点です。

また、IHコンロは一定の周波数の電磁波を発生させるため、周囲には電磁波が放出されることがあります。

掃除がしやすいなどとても便利でスタイリッシュな家電のひとつです。

IHコンロの電磁波の問題点

IHコンロは、調理に必要な熱を発生させるために一定の周波数の電磁波を発生させます。そのため、周囲には電磁波が放出されると言われており、それがIHクッキングヒーターの問題点です。

IHコンロは、電気の力を使用するため、電場と磁場が発生します。電場はあらゆるものの表面を伝わり、皮膚刺激や帯電によるアレルギーの原因となります。磁場はあらゆるものを貫通するため、DNA損傷などの影響が懸念されています。

IHコンロの電磁波が健康に与える影響については、まだ研究が進んでいない部分がありますが、特に、妊娠中の方や小さなお子さんがいる家庭では、一定の対策が必要です。

IHコンロの電磁波対策については、IHコンロの種類によって対策方法が異なりますので、次項を参考にしてみてください。

IHコンロの電磁波対策

IHコンロの電磁波対策としては、以下の事を知っておきましょう。

正しく使用すれば怖い事はありません。

ビルトインタイプのIHコンロの電磁波対策について

ビルトインタイプのIHコンロは200Vであるため、そもそもアースが義務付けられています。

アースがされているという事は電場の心配は必要ありません。また、磁場についても最近の機種については数値が下がっており、技術の変化がうかがえます。

とはいえ、距離が近いと3mG(ミリガウス)程度の磁場が測定できるので、使用する際は少し距離を置いて使用するようにしてください。

・アースがされているので電場の心配はほぼ必要なし
・最近のビルトインタイプのIHコンロは磁場の発生も抑えられている

据置型・卓上型のIHコンロの電磁波対策について

据置型・卓上型の場合は、100V・200Vのものがあり、アースの設置が必要になります。

とはいえ、ビルトインタイプと違って、アースを設置せずに使用する方も多く、その場合は電場の値が高くなり、影響が懸念されます。

アースを取ると電場対策ができ、磁場に関しては実測値を測定し、距離を取るほか対策はありません。

電磁波の数値に関しては、電磁波測定器を用いれば測定可能ですが、正確な値を測定するには電磁波測定士への依頼もおすすめです。

・アースを取らないと電場の影響を受けてしまう
・磁場の数値は実際に測定してみないとわからない

IHコンロの電磁波対策についての私の見解

ビルトインタイプのIHコンロについては、技術の革新からか磁場の影響は限りなく低いと考えられます。よほど密着して使用するとその影響も不安にはなりますが、コンロは密着して使用するものでもないため、心配はいりません。

電場に対してはアースが義務付けられているので、そもそも問題にはならないです。一方で、施工不良などで電場が測定される場合もあり、心配な場合は電磁波の数値を測定してみてもいいかもしれません。

そのため、ビルトインタイプのIHコンロに関しては、電磁波の影響を心配する必要はないと思います。

問題になりうるのは、据置型・卓上型のIHコンロです。特に卓上型はアースを取って使用する事は少なく、電場・磁場ともに影響を気にする必要があります。

磁場に関しては一定の距離を取って使用するしかありませんが、卓上で使用する場合は電場が物質の表面を伝うため、テーブルを伝って身体へ電場が伝搬する可能性があり、その使用方法には注意が必要です。

卓上IHコンロを使用するくらいなら、卓上のガスコンロを使用したほうが電磁波対策の観点においては有効といえます。

電磁波対策は生活の基本!

今回は初心者でもわかりやすい家庭用IHコンロの電磁波対策について解説しました。

健康への影響が心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、電磁波対策は他の家電や機器についても同じように考えることが大切です。

電磁波対策の教科書では、電磁波対策についてできるだけわかりやすく解説しているので、お時間があればぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

電磁波対策の専門家|電磁波の怖さや影響など気になる情報を発信|電磁波対策商品(プラグインアース・アースリネン)を取り扱っております|販売は直接やり取りが基本なため、DMでご相談をいただいてからとなります|身近なところでできる事から対策を始めてみませんか?|お気軽にお問い合わせください|Instagram↓

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