電子レンジは電磁波が出るから危険!
そのような言葉を耳にしたことはありませんか?
電子レンジから発せられる電磁波は人体への影響が懸念されており、妊婦・子供などがいる場合は近くで使用しない方がいいとも言われています。
実際に、電子レンジの電磁波は危険なのでしょうか。
また、電子レンジの電磁波どのようなもので、その電磁波が人体にどのような影響があるのでしょうか。
そのほかにも、
- 電子レンジの電磁波をカットする方法はあるのか?
- 100均のアイテムで電磁波が防げるのか?
- 対策するためのアイテムはあるのか?
- 電磁波が少ないメーカーはあるのか?
など、疑問に思う事も多いですよね。
そこで、この記事では、電子レンジの電磁波に着目して、その危険性や影響について解説します。
上記の疑問点についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
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そもそも電子レンジの電磁波って何が危険?影響はあるの?
電子レンジは今や一家に一台とも言うべき「便利家電」です。冷えたお弁当や飲みものをすぐに温める事ができ、さまざまな調理にも利用ができます。
そんな便利家電でもある電子レンジですが、電磁波の危険を心配する声も多いです。
電子レンジの電磁波は何が危険でどういった影響があるのでしょうか。
ここでは、電子レンジの電磁波についてその危険性や影響を紹介します。
電子レンジの低周波の危険性とその影響
電子レンジは電気を繋いで使用するため、一般的な電化製品同様に「低周波(電場・磁場)」の問題があります。
一方で、電子レンジはアースが付いているため、自宅のアースコンセントにしっかりとアースを取っていれば、電場の問題は解決する場合が多いです。磁場に関しては、電子レンジを使用する際にできるだけ距離を取れば問題にはなりません。
それぞれの影響としては以下の通りです。
・電場:皮膚刺激・自律神経への影響
・磁場:DNA損傷などの可能性
電子レンジを高出力で使用する場合は、電場・磁場共に数値が高くなります。特に磁場については高磁場の状態になるため、電子レンジを使用する際は短時間であっても離れた方がいいです。
電子レンジの高周波の危険性とその影響
電子レンジはマイクロ波(高周波)を用いて、対象物の分子を震わせて熱を発します。
そのため、電子レンジが食品に変化を引き起こす(発がん性)可能性や、栄養素の損失を懸念する声も多いです。
また、容器のプラスチックが溶け出てくるといった意見も聞かれます。
身体への影響は以下の通りです。
・熱作用、DNA損傷などの可能性
また、スマホ・Wi-Fiなどの電波もそれぞれ周波数こそ違えど、高周波に分類されます。
高周波は発する機器から近いほど影響を受けやすいです。また、あらゆる物質を通り抜けるため、水分を持つ食品などを暖めるのに最適。一方で、その性質がある以上、高周波を発しているものの近くにいるのは危険なのは理解できますよね。
そのため、電子レンジを使用する際はできるだけ離れて使用するようにしましょう。
電子レンジに限らず電磁波は人体への影響が懸念されている
電子レンジだけではなく、低周波・高周波は身体への影響が懸念されています。
より、詳しく知りたい方は上記記事を参考にされてください。
電磁波対策が嘘と言われる事もありますが、何となく電子レンジの近くにいると嫌な気分になりませんか?
正しくしって正しく対処するのが最適な方法です。
電子レンジの使用に伴う一般的な見解を紹介
前述では、電子レンジの危険性について触れましたが、実際には電子レンジの安全性はどのような説明がされているのでしょうか。
一般的に電子レンジが身体に影響が少ないと言われている理由を紹介します。
電子レンジは人体への影響は少ない
そもそもWHOが電磁波の人体への影響は否定的です。通常の使用で発せられる電磁波の程度では使用上、特に影響はないとされています。
また、マイクロ波も電子レンジの扉を開けると停止する仕組みになっており、安全性を考慮されているため、特に問題にならないといった意見が一般的です。
とはいえ、確実に影響がないとは思えないため、電子レンジ使用の際は距離を取るのが最適と考えます。
極端な話、電子レンジを使用する際はその部屋から離れるくらいの気持ちを持っておくといいです
栄養素が極端に減るわけではない
さきほど説明した通り、電子レンジは分子を震わせて加熱する機会です。だからといって食品の栄養素がすべて破壊されるわけではありません。
通常の調理方法と同じで、加熱すれば水溶性ビタミンやB群・C群といったものは溶けだしてしまいます。
これはビタミンが高温によって分解されるためで、電子レンジで加熱する事で損失してしまう可能性が高いです。
プラスチックが溶け出す
これは素人レベルでは判断が難しいですが、加熱した結果高温になりすぎるとプラスチックが溶け出す可能性もないとは言えません。
プラスチックも高温に耐えうる素材が出てはいますが、プラスチックの種類によっては少し溶け出す可能性があるかもしれません。
その場合は、陶器を使用するとその問題が解決できるのでぜひ試してみてください。
電子レンジの電磁波をカットする方法
電子レンジは構造上、マイクロ波が外に漏れださないよう配慮はされています。
一方で、温めたり調理したりする分、中が見えやすいようにガラス状になっている点や、マイクロ波のあらゆるものをすり抜けていく性質上、完全にカットはできていません。
基本的には使用する際は、その部屋から出る・距離を取るといった対応になりますが、プラスアルファで対処する方法を紹介します。
電磁波遮断フィルムを張る
「レンジバリア」は電子レンジの窓に貼るだけでマイクロ波をカットできるアイテムです。
効果に関しては、商品カタログに以下のような実験結果がありました。
よく、効果を示さず貼るだけで電磁波カットすると述べている製品と比べると信ぴょう性は高そうです。
透明で透過性もそこまで損なわれないため、Amazonなどでは売れ筋のアイテムになります。
電磁波カットと述べているアイテムですが、完全にカットできていないのは念頭に置く必要がありますが、対策方法の一つとして考えてもいいでしょう。
電磁波防止のエプロンを使用する
高周波と低周波のどちらも低減する効果のあるエプロンです。
電子レンジとIH調理機などの電磁波を混合して捉えがちですが、電子レンジは主に高周波が問題となり、IH調理機は低周波が問題となります。
その高周波と低周波の遮蔽に関して、商品ページには第3者期間で実験したデータも載せてあります。
私の意見としては「電子レンジを使用する際は距離を取る」対策が簡単で手軽にできる対策方法とは思いますが、どうしても離れられない環境であったり、仕事上で距離が取れない場合など、さまざまな場面があるはずです。
そのような方には、チェックしてもらいたいアイテムになります。
電子レンジではないスチームオーブンを使用する
マイクロ波を使わない「スチームオーブン:グランシェフ」をご存知でしょうか。
Newグランシェフは高周波を使用せず、高温のスチームで温め機能を担います。
電子レンジ同様に温めたり解答したりする機能のほか、オーブン機能も完備。
マイクロ波を使用しないため、食品などをアルミホイルに包んだままでも使用できるのは嬉しいポイントです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
そもそも電子レンジを使わない
電子レンジがない生活は考えられますか?
私は到底考えられなかったものの、電子レンジが壊れてから買い替えずにもはや何年も立ちましたが、あまり困った事はありません。
基本的に電子レンジで温めるものを食べないなどのこだわりはありますが、実際には電子レンジがなくても問題なく生活できます。
あなたもぜひ電子レンジがない生活にチャレンジしてみてくださいね。
電子レンジの電磁波は100均のアイテムでカットできる?
なにかと便利な100均のアイテム。きっと電子レンジの電磁波カットもできるのではと考える方もいるかもしれません。
100均にはクレジットカードなどのエラー防止シートが販売されているものの、電磁波カットをするアイテムは販売されていないです。
磁器防止シートはスマホ用になるため、電子レンジに貼り付けての使用は難しいといえます。
ダイソー・セリア・キャンドゥなどチェックはしてみましたが、代用できるものはありませんでした。
今後、電磁波への認知が広がり、100均でも買えるようなアイテムが販売されるのを期待しましょう。
電子レンジの電磁波が気になる方へ
ここでまで、電子レンジの電磁波についてその危険性や影響、対策グッズなどを紹介しました。
電子レンジの電磁波はなにかと騒がれている部分でもあり、気になる方も多いですよね。
電子レンジの電磁波への対策方法を以下にまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
- そもそも使用しない
極論ですが、電子レンジを使用しないと高周波の心配がないため可能な場合は試してみてください。 - 使用時は電子レンジから距離を取る
電子レンジで問題になる低周波(磁場)、高周波は距離を取ればその影響は軽減できます。電子レンジをどうしても使用する場合はできるだけ距離を取ってから使用するようにしてください。 - 高周波対策グッズを使用する
この記事で紹介した、電子レンジ用のフィルム・低高周波カットのエプロンなどの対策グッズを使用すると電磁波の影響が低減できます。とはいえ、電磁波カットを目的とした商品は多く販売されており、その効果は不明瞭な商品もあるため、商品説明を読んで納得したうえで使用するようにしてください。 - 電子レンジではなく「グランシェフ」を使用する
温め機能を目的としているのであれば、マイクロ波を使用しない「スチームオーブン」の活用も視野に入れてみてください。やや価格ははりますが、ずっと使用するのであれば安心して使用したいですよね。気になる方はぜひチェックしてみてください。
文明が進めば進むほど、便利な機器が出てきますがそこには何かのリスクが潜むのを覚えておいてください。
私は基本的に低周波対策の専門家ですが、高周波の危険性も考えていないわけではありません。
電子レンジの電磁波が気になっている方の何かの助けになれば幸いです。
気になる事があれば何でもお問い合わせくださいね!
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